勉強してるのにTOEICスコアが伸びない…
空いた時間を使ってカフェで勉強したり
通勤時間に勉強したり
寝る時間を割いて勉強しているのに
TOEICでなかなかスコアが上がらない。
昇進に必要なのに…
転職に必要なのに…
参考書やらYouTubeで
いろんな勉強方法が紹介されているけど
結局のところどれが一番効果的なの?
今までお会いしてきた生徒さん達のお話を聞いていても
最初に聞くのは
「勉強しているのにスコアアップしない」
と言う言葉でした。
努力しているのに成果が出ないことほど
辛いことはないですよね。
特に日本で英語教育を受けてきた大人たちは
「TOEICテストで高い点数を取るためには受験生のように時間をかけて勉強しないと!」
と無意識に考えています。
ネットに転がっている情報でも
「100点伸ばすには何百時間の勉強が必要」
と目安の時間が表にされていたりします。
こんなふうに表にされていると
「自分はまだまだ勉強時間が足りない」とか
「自分はまだまだ努力が足りないんじゃないか」とか
自信なんてなくなってしまいますよね。
「なかなか成果が出ない…」という声の一方で
「2ヶ月で300点UPした!」
というような情報も最近よく目にします。
この記事を書いている私も
実は2ヶ月で400点もTOEICテストのスコアUPをすることが出来た一人です。
重要なのは勉強時間ではないのです。
重要なのは…
一生懸命勉強した英語の
「保存先」について考えたことはありますか?
いくら一生懸命に勉強しても
「勉強した情報」が脳に「記憶」として残されるかどうか
その「記憶」を引き出せるかどうかで
スコアに反映されるか否かが決まります。
そのためには
勉強した情報の「保存先」である、私たちの脳がどのように仕入れた情報を記憶するのか
「脳の記憶プロセス」を知ることが重要になってきます。
「脳」というワードを聞いただけで、「難しそう…」と身構えてしまいますが、「記憶プロセス」を知ること自体はそう難しいことではありません。
わかりやすく解説していきたいと思います。
よく「頭の出来」がどうのと聞きますが
実は「脳の性質に個人差はほとんどない」と言われていて
「頭の出来の差」は「記憶力の差」であり
「記憶力の差」は「脳に記憶させる方法を知っているか知らないかの差」だと言われています。
「脳に記憶してもらう方法」を知っているかどうか
「脳の性質を利用した記憶方法」を知っているかどうかが
勉強をする上で最も重要なのです。
脳の性質を利用した記憶方法で勉強すると
「時間をかけて勉強したのに忘れちゃった!」
という回数を大幅に減らすことができるため
結果として
短時間でも効率的に英語力をつけていくことができます。
学生時代にどんな成績だったか
今がどれだけ英語ができないか
そんなの関係ありません。
脳は使い方次第でTOEIC学習者の強い味方になってくれるのです。
トレーニングすれば
大人になってからでも英語はできるようになります。
脳の特技
ここで注意しなければならないのが
「脳は覚えることよりも忘れることが得意」だということ。
ぼーっとしていても
目や耳、それ以外の五感全てから
ものすごい量の情報が
次から次へと脳内に入ってきます。
全部を覚えようとしたら
たった5分で脳の限界を迎えてしまう
と言われているほどの情報量だそうです。
限界を迎えないために
生きて行くために
「忘れる」のが得意にならざるを得なかったのです。
ここで突然ですが
収納しきれていない物で溢れかえっているお部屋を
ご想像ください。
そこへ「大掃除をするぞ!」と
お掃除隊が現れたとします。
すると
ゴミ屋敷にならないように
収納に収まりきっていない物は
重要ではないと判断されて
容赦無くガンガン捨てられていきます。
英語を勉強する私達の脳内でも
「部屋の大掃除」と同じことが起こっているんです。
脳の性質を無視して
ただがむしゃらに勉強をするのは
「収納場所」も「手順」も「使い勝手」も無視して
部屋にガンガン物を投げ込んでいるのと同じこと。
お掃除隊からしたら
どれが重要な情報なのか区別することができないので
一時的に保管した後
他のなんでもない情報と一緒に
容赦無く処分(忘却)してしまいます。
どのくらい容赦ないのか。
「エビングハウスの忘却曲線」というものを聞いたことはありますか?
新たに何かを覚えようとしたとき
「覚えた!」という時点からどのくらいの経過時間で
どのくらい覚えているかを表した曲線です。
上のグラフは、特に単語の暗記などの
学習したてを100%とした場合
20分後には42%
1時間後には56%
1日後には74%
1週間後には77%
1ヶ月後には79%
忘れてしまっていることを示しています。
せっかく新しく英単語を暗記したと思っていても、1日経つ頃には74%も忘れてしまっているんです。
年齢によって得意な記憶方法が異なる!?
「脳が忘れることが得意なら、なんで学生の頃は一夜漬けでも英単語を暗記できたんだ?」
と疑問に思った方もいらっしゃるかと思います。
それは何故かというと
中学生ごろまでの子供時代の脳は
ガンガン情報を投げ入れても吸収してくれる時期だからです。
この時期は、生物として生き抜くための知識、知恵をつけていかなければならないためです。
さて、この学生時代に身につけた勉強方法というのは
一番みなさんに染み付いている記憶方法と言えます。
「英単語の暗記」のように
脳内にガンガン情報を投げ入れる
学生の頃に身につけた受験のための勉強方法です。
さて、ここで問題になってくるのが
「学生の頃に比べて記憶力が落ちた…」問題ですよね。
大人になってからそう感じて落胆してしまう一番の原因は
実は「脳には年齢に応じて得意な記憶方法が違う」
ということを知らずに
なんの疑いもなく
大人になってからも「学生の頃に通用した勉強方法」で
英語を記憶しようとしているということにあります。
そして
余計に時間がかかってしまい
勉強しているのになかなかスコアが上がらない
と悩んでいるのです。
ここにスコアが伸びない人の共通点があるんですね。
残念なことに
ガンガン情報を投げ入れていれば勝手に記憶してくれる
というように
私たち大人の脳は都合よくできていないのです。
「自分にあった勉強方法」は幻想!
学生の頃のテスト勉強や受験生の時
何かしら「自分にあった勉強方法」というものがありませんでしたか?
ラジオや音楽を聴きながらの方が捗る、とか
書きまくる方が覚える、とか
このタイプの問題集の方が飽きずに続けられる、とか。
実は「自分に合った勉強方法」は意味がないと
数多くの脳科学の研究者や研究機関が言っています。
自分に合う学習方法、ではなく脳に適した学習方法が最も効果的であり
「脳の性質を無視した学習は、結果的に時間の無駄になってしまう」
「自分に合った勉強方法は幻想だ」とさえ言われています。
例えば、勉強の環境についてお話すると
よく「音楽を聴きながらの方が勉強が捗る!」という言葉を耳にします。
ですが、歌詞など内容が把握できるような「歌物」や
ノリノリになるようなアップテンポの曲は
勉強している最中の脳とは相性が最悪です。
音小さくしてBGMとして流しているだけだし大丈夫!と思っていても
歌物は歌詞を把握してしまうと
無意識に脳内で一緒に歌っているし
アップテンポな曲を聴いている時は
無意識に脳内でノリノリになっています。
自分では気分良く勉強していて捗っているつもりですが
実は脳内では、ザルに水を流すかのように
目に映っただけの情報としてどんどんと忘れられてしまうのです。
それは何故かというと
一途に向き合わないとへそを曲げる(覚えてくれない)
「やきもち焼き」な脳の性質に関わってくるから。
あっちもこっちも手を出していたら
「目の前の英語の勉強に対して本気じゃないんだね。じゃあ、覚えてやんなーい!」
といった具合です…笑
まさに、「二兎を追うものは一兎をも得ず」。
勉強した英語をちゃんと覚えたいのであれば
「静かな場所」が理想的なのだそうです。
・・・
「でも!音がないと集中できないんですけど!!」
と、過去の私と同じことを心の中で叫んだあなた。
正解です!
脳科学の世界では、歌物やノリノリアップテンポな曲は
勉強中の脳と相性が最悪とされていますが
ジャズなどのインストもの(楽器のみ)や雑音などの
内容を把握できないものは
何も聞こえていないのと同じ
「静かな場所」で勉強しているのと同じで
勉強した英語を重要な情報として
ちゃんと脳が受け止めてくれるのだそうです。
と、このように脳の性質には
「忘れん坊」で「やきもち焼き」という一面があるということなのですね。
多過ぎるTOEIC対策テキスト
「忘れん坊」で「やきもち焼き」な脳に
「勉強した英語」を記憶してもらうには
静かな場所もしくは雑音がある場所で
「忘れん坊」に覚えてもらうために
めげずに勉強を繰り返す
ということが大事なんだと再確認はできたよ、と。
肝心の大人が得意な記憶方法ってどんな方法なの?
もっとも効率的なトレーニング方法
ここで、私の教材
“Simple High-Score Formula”
を少しだけご紹介させてください。
“Simple High-Score Formula”では、今回のこのブログでお伝えしきれなかった
大人の脳が得意な記憶方法、さらに、全年齢共通の忘れにくい記憶方法のご紹介、そして、勉強した英語を「引き出すこと前提」のトレーニング方法をオンライン講義で分かりやすくお伝えしています。
効率的で再現性の高い英語のトレーニング方法です。
・おすすめのテキスト
・長文恐怖症の克服方法
・つながって聞こえる英語が聞き取れるようになる方法
など含め、その他、英文法、頻出英単語のトレーニング方法など内容盛りだくさんです。
トレーニング方法自体は「継続のしやすさ」を重視して、とてもシンプルなので、誰でもすぐに実践できるものになっています。
脳の記憶プロセスをベースにした内容となっているので
「勉強したのに忘れちゃった」回数を大幅に減らすことができ、その結果他の方法に比べて、短期間でも効率的に英語力をUPすることができる、とても理にかなったなかなか世に出回っていない勉強方法です。
「短期間でも効率的に大幅なスコアアップ」を目指せますが
「楽してハイスコアゲット!」というような魔法のようなものではありません。
「記憶」として勉強した内容を残すには
とにかく繰り返すことが重要ですが
繰り返し方にもコツがあります。
そして大前提として
トレーニングを実践しなければ全く意味がありません。
「知っている」と「できている」は全くの別物です。
トレーニングを実践して初めて結果が伴ってきます。
脳は「脳の性質に合った努力」を裏切らないのです。
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